お粥研究家的レトルト粥レビュー!長野のメーカー、光永食品さんの「そばがゆ」をいただきました。
「ねえねえ、このお粥、知ってる!?」と、お土産でいただいたこちらのお品。
びっくりしますよ!だって、どうみても……おこし!
でも、品名は「そばがゆ」だし、お湯を注いだら10秒でサラサラお粥って書いてあるし……!
なにこれ、なにこれ!気になりすぎる!
というわけで、いただいてみました!
光永食品そばがゆのレビュー
作っているのが、光永食品さん。販売しているのが中越屋製菓さん。どちらも長野県長野市のメーカーさんです。
蕎麦王国、信州の「そばがゆ」。一体どんなお味なのでしょうか?
光永食品そばがゆの3つの特徴
①原材料が2つだけ
どう見ても和菓子の「おこし」に見える、光永食品「そばがゆ」。
あらためて、パッケージの裏側を見ると……
名称:煎餅!!!
(……え、やっぱおこし!?ポン菓子!?)
名称「煎餅」宣言のインパクトで見落としてしまいそうになりながら、さらにすごい発見をしました。
原材料が「玄米、そばの実」のふたつだけ!
ふつうのお煎餅だって、塩とか、醤油とか入っているし、おこしだったらお砂糖とか水飴で固めますよね。
わたしがいつも自分でつくる「そばの実粥」も、「米、そばの実、塩」(それと水)。
どうやって玄米とそばの実だけでこの形にしたんだろう……?
でも、ここまで究極にシンプルな材料というのは、断食明けや病み上がりなど、自分の身体に入ってくるものを細かくコントロールしたい時期に最高だな〜と感じました。全てが必ずしも悪いものではないけれど、食品添加物に繊細になっちゃう時期ってありますもんね。
②熱湯でお粥に大変身
パッケージの指示通りにお粥にしてみることにしました。
何枚かを器に入れて、熱湯を注ぐと……
じゅわじゅわじゅわじゅわ〜〜〜〜!
す、す、すごい!生き物のように熱湯を吸い上げ始めました。
よ〜く混ぜてると、おおおお、たしかに!見た目はお粥っぽい!秒でお粥が完成しちゃいました!
彩りに紫キャベツのスプラウトをもりつけて、おめかし、おめかし。
③香ばしい、とにかく香ばしい!
木綿豆腐で作った「白和え」と合わせて、朝食にいただきました。
お餅が焼き上がったような香ばしさがお部屋中に広がって、出来立て感がすごいです。
気になるお味は……!香りの通り!♡
焼きたてのお餅が、くしゃ〜っとお口の中で溶けるような感じ!
すごい、すごい!おもしろい、おもしろい!
正直、これを食べて真っ先に「お粥だ!」とは思わないけど、たしかにわかります、お粥系です。(原材料はばっちりお粥だから、お粥とは何か?の定義問題に突入しちゃいそうですけど笑)
一口食べてからパッケージを見返してみると「お好みで塩、お茶漬けの素、七味、ごま油等を入れて味付けしてください」の言葉の意味がよくわかります。
ほんとうに、何でも合いそうなベーシック感!
洋食でいうと「クルトン」のような。和食でいうと「お麩」のような。
お出汁をきかせたものに浸したり、こだわりのお塩と共にいただいたり。ここからカスタムしてみたくなるような素朴さ満点でございました。
おいしゅうございました!
余談
Amazonで調べてみたら「お湯を注いで玄米粥にも」と記載のある「ぽんせん」を見つけました。
こちらは玄米と食塩が原材料だそうですが、とても商品として似ている雰囲気!
ぽんせんにお湯を注ぐとお粥っぽくなるって、あるあるなのかしら?
これからアンテナ張りたくなるような、おもしろい出会いでした!(ごちそうさまでした!♡)
基本情報
情報 | 情報 |
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商品名 | そばがゆ |
販売者 | 中越屋製菓 |
製造所 | 光永食品 |
グラム | 70g |
カロリー | 245kcal |
たんぱく質 | 10.2g |
食塩相当量 | 0g |
原材料 | 玄米(国産)、そばの実 |
食べ方 | そのまま or お椀に入れ熱湯を注ぎ入れて完成 |
おすすめシーン:保存食、断食明け、病み上がり