4月初めの雨って、とことん身体が冷えますよね……。季節が1ヶ月分くらい巻き戻しになったような心地の朝、芯から温まる酒粕のお粥を作りました。
今朝のトッピングは、焼き鮭のほぐし身、味噌、木の芽(山椒の若芽)。食べた心地こそ冬っぽいけど、香りは春らしく。
無理にエンジンをかけるのではなくて、ふわっと元気がでるような、やさしいやさしいお粥さんでした。
鮭のせ酒粕粥
おすすめシーン:冷え解消、血行促進、リラックス
酒粕粥に焼き鮭のほぐし身を乗せて完成です!
酒粕粥のレシピはこちら!
いただきます!気になるお味は?
鮭×酒粕×味噌。
焼き魚も、お鍋も、そしてお粥も。王道の組み合わせはハズレがないですねえ。おいしい!
山椒と木の芽(山椒の若芽)の華やかな香りも、ナイス。
ふわ〜っと「広がる」酒粕の風味を、山椒がキリッと「締める」感じ。黒胡椒とか、柚子胡椒もおいしいだろうな。
食べながら身体がほくほくするほど温まって。酒粕って本当にすごいですねえ。
日中はアイスコーヒーを飲みたくなる場面があるほど季節が進んでいるけれど、まだまだ「寒い!」と感じる場面は多々あって。
季節外れに思えるような食材も、春の色や香りを上手に組み合わせて取り入れていきたいな〜と思ったのでした。
と〜〜〜ってもおいしゅうございました!ごちそうさまでした。
体を温め血を巡らせるため、打撲や外傷などの瘀血による痛みとアザの緩和によいとされます。アルコール分のほか、ミネラル・ビタミンB群、食物繊維なども含有。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.261「酒粕」より
挽きたての山椒の香りは格別です〜……!ミルつきの山椒、おすすめです◎