【レシピ】タラバガニのふんどし粥【お粥研究家の粥日記@札幌2023/09/26】

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札幌滞在中。タラバガニの「ふんどし」なる部位に出会いました。

甲羅にしか見えないから、鍋に入れて出汁をとる食材かと思ったのです。

ところが!

「そのままでおいしいんですよ!」と店員さん。え、そ、そ、そのまま!?

……ほんとでした。

甲羅の内側にぷりっと1cm近く、肉厚の身が!中身があるんですね、ここ!

ほんとにそのまま食べてもおいしかったのですが、お粥研究家の血が騒ぎお粥にしてみることに。

カニエキスの濃厚さも、ぷりぷり食感も100点満点お粥向き。極上朝ごはんでございました。

タラバガニのふんどし粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • ごま油   小さじ1
  • 水     700ml
  • タラバガニのふんどし 4個〜
  • 塩     小さじ1/2

トッピングに

  • かいわれ大根 など

つくり方

STEP
ごま油を絡める

厚手の鍋に研いだ米を入れ、ごま油を絡める。

STEP
鍋の温度を上げる

水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
タラバガニのふんどしの下ごしらえ

鍋の様子を見守りつつ、タラバガニのふんどしの下ごしらえを済ませておく。殻の間に指を入れ、はがすようにして身を取り出す。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
ふんどしを入れてコトコト煮込む

下ごしらえを済ませたふんどしを鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

どどん!カニの香りがどどん!

濃厚なカニの香り、あわわわわ〜……ご・ち・そ・う!

お米にごま油を絡めて炊き上げることで、中華風の風味に。濃厚なカニの旨味と米の淡い甘味を上手に繋いでくれています◎

そして!今朝の朝ごはんは、なんとなんと「むきほたて」つき!

実はふんどしはおつまみに、むきほたてを朝のお粥にしようかなと思って購入したのですが、ふんどしを2〜3個食べた時点で「これはお粥にしたら絶対美味しいやつ!」と思いまして。

あわわわ〜……ほたてが甘い!濃い!むきほたてのおかゆも絶対おいしいやつ〜!(結局全部おかゆにしたくなる)

タラバガニのふんどしは、身がぎゅ〜っと詰まっていて、食感はぷりぷりというより、ブリンブリン

うまっ!

香りの濃さは「ツメ」に詰まってる身並み。

大好きなタラバガニにこんなに美味しい部位があるだなんて知りませんでした!感動。

まだ札幌滞在は続くので、あたらしいおいしさを見つけたいです。

と〜ってもおいしゅうございました!ごちそうさまでした。

今朝のタラバガニのふんどしとむきホタテは「フーヅセンターやまもと」さんで購入しました!大好きな札幌のスーパー♡

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。