ごはんから15分でできる!じど〜っと気だるい朝に、ちゃちゃっとおいしいエスニック粥はいかがでしょうか?
ジメジメ暑いときの、ジメジメ暑い国の食材っておいしいですよね。身体が喜ぶような、すーっと馴染む心地があります。
おすすめのトッピングは、トマトやレモン、ライムなどの「酸味」。酢飯やごはん×梅干しの原理で、お米の甘みが引き立ってとってもおいしいのです〜……!◎
ポイントは、ココナッツミルクと水を合わせること。ココナッツミルクだけだとベトベトしてしまうので、ココナッツミルク:水=1:2くらいの比率がおすすめです。
ジメジメ湿度で、もや〜っとどんより身体が重いときに。香り良きごちそう粥を是非!
ごはんからつくる ココナッツ鶏粥のレシピ

調理時間:15分
記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!
材料(1人前)
- ごはん 150g
- 水 200ml
- ココナッツミルク 100g
- 鶏肉 100g
- 塩 小さじ1/3〜
トッピングに
- 黒胡椒
- ミニトマト
- パクチー
- ライム
- パプリカ など
つくり方
小鍋にごはん、水、ココナッツミルク、鶏肉を入れ、中火にかける。
ふつふつとしたらおたまの背でごはんをやさしくほぐし、ときどき混ぜながら5分煮込む。
塩で味をととのえ、火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
詳しい作り方
写真つきで詳しい作り方をご紹介します!
①鍋に材料を入れる
小鍋にごはん150g、水200ml、ココナッツミルク100g、鶏肉100gを入れ、中火にかけます。

下味をつけておくとよりおいしいです◎

冷やごはんでも、温かいごはんでも◎
冷凍ごはんは、電子レンジで軽く解凍してからの調理がおすすめです。米粒の潰れによるベタつきを防ぐことができます。
②中火で5分
ふつふつとしたらおたまの背でごはんをやさしくほぐします。

この方法だと米粒が潰れにくい!
ときどき混ぜながら5分煮込みます。


③味つけ&蒸らし
塩小さじ1/3〜で味をととのえ、火を止めます。

フタをして5分ほど放置して蒸らします。

お好みの具材とともに、器に盛りつけたら完成です!


いただきます!気になるお味は?
ココナッツミルクの甘い香り、癒されますねえ〜……!

ココナッツミルクはどうしてもグレーにくすんでしまうので、鮮やかなトッピングが◎
今朝は、パクチー、ライム、ミニトマト、パプリカ、黒胡椒。

ラー油やごま油。えびせんやトルティーヤチップスなどのカリカリ。ネギや生姜などの薬味もおすすめです!
トッピングに迷ったら、「フォーに合うもの」をイメージするとよいかも?◎
しかしまあ、鶏肉の旨味とココナッツの甘みって、どうしてこうも相性がよいのかしら。

とろとろのおかゆのコク。鶏の旨味。あ〜……おいしい!
甘みにふわりと癒されて。しっかり旨味を感じて。
身体も心もよろこぶ、贅沢なひとときでした。
おかゆって生米から炊いた方がおいしいの?
いつも生米からつくるおかゆのレシピを紹介していることもあり、「おかゆって生米から炊いた方がおいしいの?」「生米からじゃないとダメなの……?」と、よく聞かれます。
たしかに、お米からつくったほうがお米の旨味が引き立ちます(特に甘みが全然違います)。そのため、シンプルなおかゆは、生米からでないとおいしさを感じにくいです。
一方で、ごはんからつくるおかゆも、工夫次第でじゅうぶんおいしく仕上がります!
今回のココナッツミルク×鶏などは、まさにごはんからつくるおかゆ向き。具材自体が強い旨味を持っていて、味を染める感じのおかゆ、というところがポイントです。
お米の旨味の力を借りられないぶん、具材の量を調整したり(今回も鶏肉を多めにしています)、ときにはうま味調味料や、顆粒出汁を加えたり。
シンプルだからこそのおいしさは、生米から。
味を染めてコントロールしたいときは、ごはんから。
横に並べて味利きをして食べるわけではないと思うので笑、ラクに、たのしく、おおらかに、日常のおかゆを楽しんでよいと思うのです。

ぜひ、自分好みのおかゆを探してみてくださいね!