超簡単!とっろとろの韓国粥を「ごはん」からつくりました!
例えるなら、かぼちゃとお米のデザートポタージュ。
お鍋にかぼちゃとごはんを入れてコトコト煮込んで、 ブレンダー(ミキサー)でとろとろに。塩と砂糖でお味をととのえたら完成です。
日本のお粥のイメージからは想像もつかないですよね〜 米粒がない!とか、お砂糖を入れる!とか。
でもでも、消化も抜群によくて、優しくて、温まって。
我が家でもすっかり定番のこのお粥。「何回もリピしてます!」と感想をいただくことも多いんですよ。
韓国風かぼちゃ粥
호박죽ホバクジュのレシピ
おすすめシーン:疲労回復、温活、美肌、風邪予防、便秘解消
調理時間:30分
材料(お茶碗2〜3杯分)
- ごはん 1膳( 約200g )
- 水 500ml
- かぼちゃ 1/4個(約400g)
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- クコの実
- 松の実
< ポイント >ブレンダーorミキサーでとろとろに
このおかゆのポイントはとろとろな口当たり。木ベラで潰して「っぽく」仕上げてもじゅうぶんおいしいのですが、ブレンダーやミキサーにかけるとよりなめらかに仕上がります◎
つくり方
かぼちゃのワタを取り、3〜5cm角に切る。皮を削ぎ落とす。
厚手の鍋にごはん、かぼちゃ、水500mlを入れ強火にかける。
沸騰したら中火にして、かぼちゃが柔らかくなるまで10分ほど煮込む。ときどきアクをすくい取り、全体を混ぜる。
火を止めて、ブレンダーやミキサーにかけてとろとろにする。
火にかける。煮詰めるor水(分量外)をさして好みのとろにみ仕上げる。砂糖と塩で味をととのえる。
< ポイント >味が寂しく感じたら?
味を決めるのはズバリ「塩」!
スイカに塩の原理で、塩がかぼちゃの甘味を引き立てます。お味が寂しく感じたら、まずは塩をパラパラと加えてみることをおすすめします。
白玉粉を使うもの、もち米から炊き上げるもの、 そして今回のようにごはんからつくるもの。
いろんな作り方がある韓国風のかぼちゃ粥。
いろいろ作ったけれど、ごはんからつくるものが我が家の定番になりました。かんたんだし、お味も良いし。
しかも今回はパックごはんを使って超手間抜き。
みてみて!このとろっとろのポタージュ感!
スープみたいだからお腹が空くのでは?と思いきや、お腹がしっかり「膨らむ心地」もあって。
身体の芯から温まるんですよねえ〜……!
ふう、おいしゅうございました。ごちそうさまでした。
脾と胃の働きを助けてくれるかぼちゃは、体を温め、疲労を回復します。抗酸化作用があるベータカロテンをはじめ、さまざまなビタミンを豊富に含み、美肌づくりや生活習慣病の予防に欠かせない食材です。胃痛や便秘を解消するほか、風邪予防にも有効。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.107「かぼちゃ」より