【レシピ】大根の葉粥【お粥研究家の粥日記2022/12/13】

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ちょろっとした大根の葉も、立派な具材

大根の葉の画像

さっぱり感が欲しい朝、大根の葉・茎のシンプルなお粥さんをいただきました。お粥に入れると、葉の青みも、茎のシャクシャクの歯触りもと〜ってもおいしいのです。

実はいつも食べている「根」の部分よりも、「葉」の部分の方が栄養価が高いそうで。

おいしくて、しかも栄養たっぷりですと?……こ、こ、これは!食べなきゃもったいなーい!

大根の葉粥のレシピ

大根の葉粥の画像

おすすめシーン:風邪予防、胃腸の養生、すっきり感が欲しい日
調理時間:50分

米の品種:つや姫
塩:カンホアの塩

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合
  • 水    700ml
  • 大根の葉 40g
  • 塩    小さじ1/3

ご一緒に

  • 白ごま
  • 山椒
  • お塩
大根の葉を計量している画像

< ポイント >
大根の葉を入れすぎると苦味が強くでてしまうことがあります。見た目のバランスを考えても30g〜50g程度が適量のように思います。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

鍋に研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

鍋を中火にかけている画像
大根葉を洗っている画像

この間に大根の葉を細かく切っておくと流れがスムーズです◎

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

弱火で煮込んでいる画像
STEP
大根の葉を入れてコトコト煮込む

細かく切った大根の葉を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5〜10分放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

大根葉粥を盛りつけている画像

いただきます!気になるお味は?

よし、よし!良いバランス!◎

大根の葉粥の画像

入れる時は「これだけ〜?」と思うほど少量だったけれど、白と緑の見た目のバランスも、シャクシャクの歯ごたえのアクセントとしても、このくらいがちょうどよき!あまり多すぎてもきっと苦味が強すぎちゃいますもんね。

大根の葉粥をすくっている画像

七草粥のような、こざっぱりとしたおいしさ!あ〜、こういうのが食べたい朝だったの〜!

大根の葉の部分って、時間が経つとボロボロになっちゃって。捨ててしまうことも多かったけれど、買ってすぐの新鮮なうちにおいしくいただくのっていいですね。立派な具材、立派な具材!

ふう、すっきりさっぱり。

と〜ってもおいしかったです。ごちそうさまでした。

根の部分の95%は水分で、ビタミンやミネラルは根の部分より葉に多く含まれています。葉にはβ-カロテン、ビタミンC、K、葉酸、カリウム、カルシウムなどが含まれていて栄養豊富なので、葉も調理して食べるようにしましょう。

『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.82「だいこん」より
大根の葉の断面の画像
おまけ
大根葉の断面のお花
かわいいですよね!♡

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。