【レシピ】りんごとレーズンのおかゆ(苹果粥)【お粥研究家の粥日記2023/09/12】

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きれいな秋色!久しぶりの果物粥、りんごのお粥をつくりました!

お米にりんご〜〜〜?と思うかもしれませんが、中国では「苹果粥(りんご粥)」はおかゆレシピ本によく載っているおかゆ

りんご×お米の「苹果大米粥(大米=米)」、りんご×粟の「苹果小米粥(小米=あわ)」などがあり、クコの実や干し葡萄、ナッツなどを合わせることもあるようです。

お味のイメージとしては煮りんごや焼きりんごと同じジャンルです。なつめの風味にも近いかな。

今朝は甘み増しでレーズンと合わせて。素のお味もたのしんで、蜂蜜をかけつついただきました。

りんごとレーズンのおかゆ(苹果粥)のレシピ

りんごとレーズンのおかゆの俯瞰の写真

おすすめシーン:ほてりがあるとき、二日酔いの朝、ほっと癒されたいとき
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • 水     750ml
  • りんご   1/2個
  • レーズン  20g
  • 塩     少々

トッピングに

  • 黒胡椒
  • シナモン など

ご一緒に

  • はちみつ など

つくり方

STEP
りんごの下ごしらえ

りんご1/2個を一口大に切り、塩水(分量外)にさらす。

りんごを水にさらした写真
大きめの方が「じゅんわり感」がおいしいです◎
STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水を切ったりんご、レーズン20g、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

鍋にりんごとレーズンを入れた写真
米、りんご、レーズン、水を入れた鍋を火にかけている写真
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませて弱火で煮込んでいる写真
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

アクをすくいとっている写真
おかゆを盛り付けている写真

いただきます!気になるお味は?

きれいな秋色!甘酸っぱい香りが広がります〜……♡

りんごとレーズンのおかゆの写真

水分を吸ったレーズン。火の通ったりんご。どちらもくったりおかゆに馴染んでいて◎

りんごとレーズンのおかゆの写真

以前、りんごのおかゆを作ったときは、具材はりんごのみで、クリームチーズと黒胡椒を添えました。

今回は、レーズンを入れてトッピングに黒胡椒&シナモン途中ではちみつをかけつついただきました!

りんごとレーズンのおかゆのアップの写真

甘酸っぱ、とろり♡焼きりんごや煮りんごを思い出す、癒し系の甘酸っぱさです。

はちみつ以外だと、茶色い系のコクのあるお砂糖が合いそう。

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りんごとレーズンのおかゆをすくっている写真

大きめにカットしたりんごから、じゅわ〜と広がる甘味&酸味が美味

日本で「りんご粥」というとすりおろしたり、細かく刻んだりして離乳食のイメージが強いですが、ゴロゴロ感を出すことでずいぶんオトナな雰囲気になるのですねえ。

じんわり、ぽかぽか。

なんだかとっても癒されました。

あ〜おいしかった!ごちそうさまでした!

シナモンってほんのちょっとで身体がぽかぽかになりますよね〜♡

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胃腸の働きを整えたり、脂質代謝をよくする効果があり、水溶性食物繊維のペクチンを豊富に含んでいます。また、体にたまった余分な熱を覚まして、のどの渇きを癒したり、二日酔いを解消します。(中略)さらに心の働きも助けるといわれ、不安感やあせりを和らげるのにも役立ちます。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.171「りんご」より

米の品種:ゆめぴりか
塩:海の精

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。