【レシピ】はまぐり粥【お粥研究家の粥日記2024/02/23】

  • URLをコピーしました!

貝系のおかゆって、おいしいのですよ〜……!旨味を出す貝と、旨味を吸う米。そりゃもう、ごちそうです。

今回の主役は、大ぶりのはまぐり。

おいしさのポイントは、はまぐりを取り出す一手間!

はまぐり・米・水で火にかけて、はまぐりが開いたら一度取り出します。おかゆが完成した後にはまぐりを鍋に戻して温める程度に火入れ。

この工夫で、はまぐりの旨味をおかゆ全体に広げつつ、火が通りすぎないからジューシーさを残すことができる、というワケ。

砂抜きさえきっちりしておけば、あさりでも、しじみでも◎ 昆布を一緒に入れて旨味をプラスするのもおすすめです。

はまぐり粥のレシピ

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • はまぐり 大4個 *
    *砂抜きを済ませたもの
  • 水    800ml
  • 塩    小さじ1/2

トッピングに

  • みつば など
はまぐりの砂抜きは済ませておきます。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、砂抜きをすませたはまぐり、水800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
はまぐりを取り出す

はまぐりの口が開いたら鍋から取り出す。

STEP
コトコト煮込む

さっとアクをすくいとり、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

STEP
蒸らし

はまぐりを鍋に戻し、フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

ぱか〜ん!かわいいかわいい、はまぐりちゃん!

みつばの葉を中心に。茎の歯触りもちょこちょこたのしめるように、細かく切ってお花のように盛りつけました。

貝ですくって、ぱくっ♡

んんん〜……おいし〜い……!旨味がじゅわあん。

大ぶりのはまぐりも贅沢でよかったけれど、もうすこし個数を多く、小ぶりの貝をたっぷり使うのもよかったかも?

グラム的に同じだとして、大きい貝と小さい貝、どっちの方が旨味がでるんだろう?

あ〜〜〜まだまだ知りたい、貝のおかゆワールド!種類やサイズ、量を変えたりしながら、いろんな貝のおかゆを作ってみたいと思ったのでした。

と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

はまぐりの字が「蛤」なの、おもしろいですよね。「虫偏」なのも興味深いし(昔の中国で虫は「分類できない小動物」って括りだったらしい!)、「合」なのも、二枚貝!わかる!ってなります。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしていただけるとうれしいです!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。