2023年のおかゆTOP3に入るぞ、こりゃ!牡蠣が主役の豆乳粥をつくりました!
材料はとってもシンプル。米・水・塩・牡蠣・豆乳の5つだけ。
煮込み料理はついつい具沢山にしたくなってしまうのですが、おかゆのおいしさのポイントは具材の引き算。あれこれ入れないからこそ素材同士が引き立てあってくれる魔法が生まれるのです。牡蠣と豆乳の魔法のようなおいしさにうっとりしちゃいます〜……!
牡蠣の旨みとミルク系のコクは、おいしさを高め合う相乗効果があるのでしょうね。牡蠣×豆乳、牡蠣×ミルク、牡蠣×チーズ……どれもミラクルおいしいですもんね。
というわけで、豆乳を牛乳に変えて牡蠣ミルク粥にしてもおいしいと思います◎
牡蠣とミルクの魔法のぽかぽか時間。とってもとっても、贅沢です。
牡蠣豆乳粥(牡蠣ミルク粥)のレシピ
おすすめシーン:疲労回復、血行促進、ほっとしたいとき
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- 水 500ml
- 無調整豆乳 200ml
- 加熱用牡蠣 150g程度
- 塩 小さじ1
トッピングに
- ねぎ
- 刻み生姜
- おろしにんじん など
つくり方
厚手の鍋に研いだ米、水500mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の様子を見守りつつ、牡蠣の下ごしらえを済ませておく。牡蠣に塩・片栗粉(少々/分量外)を揉み込み、水で洗う。よく水気を拭きととる。
豆乳200mlを計量し、常温においておく。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。
豆乳を投入する。ゆっくりと混ぜ、一度中火にする。表面がふつふつしてきたら、牡蠣を入れ、先ほどと同様にフタをして、ごく弱火で10分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
豆乳のコクのある香りと、牡蠣の旨い香り。んんん〜、おいしそう……!
牡蠣の加熱を最小限にすることで、小粒ながらジューシー感も残すことができました。おかゆの蒸らす力、すごい!◎
こってりなおかゆには、香りを添えて、と思いまして。
今朝はねぎ、生姜、おろしにんじん。
黒胡椒や青しそなどのキリッとした香りのちょい足しも合うと思います◎
んんん〜……!♡
濃厚な牡蠣の旨み!こりゃ、ごちそうだ〜!
ミルク系のおかゆは濃度が高いから、あつあつが長続きなのも魅力的。身体を内側からしっかり温めたいときに、ぴったりなごちそうごはんと出会えました。
あ〜、朝から贅沢しちゃったなあ。晩ごはんもこのおかゆを食べたいくらいです。明日の朝も、昼も……あ、それじゃ牡蠣ミルク粥研究家になっちゃうか!
と〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
材料を絞ったおかゆは、塩選びも大事なポイント!
体を潤して血を補い、精神を落ち着かせる作用があります。そのため、イライラや不安感、憂鬱を解消する効果に優れ、ストレスを跳ね返す強い心身をつくる作用があります。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社P.224「かき」より
大豆は脾を養い、胃腸の機能を助け、腸を整える食材。血を作るのを促したり、血流をよくするといった作用もあります。良質のたんぱく質、脂質、炭水化物のほか、鉄などのミネラル、食物繊維も豊富で、疲労回復や生活習慣病の予防などに有効。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社P.96「大豆」より
米の品種:青森県産 青天の霹靂
塩:海の精