今年の夏はお手頃アイスコーヒーをごくごく飲むのをやめて、おいしいコーヒーを飲むことにした。
ホットコーヒーは作る手間があるから飲みすぎることは少ないのだけど、アイスコーヒーは注ぐだけ。うっかりしてると仕事やらなんやら理由をつけて、ガボガボ飲んでしまっていた。
でも、薄々気づいていたのよね……コーヒーを大量に飲んだ日はやっぱり寝つきがイマイチだったり、夜に疲労感があったり。たぶん自分は、そんなにカフェインに対して耐性がない……!
おいしいものは、ちょっとで満足できる。ちょっとで満足できたら、それが一番。
そんな視点であれこれ探していたら、理想のものを見つけたのです。
ドリップコーヒーファクトリーの、水出しコーヒー!
とにかく量!安さ!と思っていたときには選択肢にはならなかった「水出しコーヒー」が、今年の夏はちょうどよくなりそうです。

麦茶のように作れる、水出しコーヒー!
ドリップコーヒーファクトリーの「水出しコーヒー」。コーヒーバッグ10個入りで1000円。


1つのコーヒーバッグで500mlの水出しコーヒーができる、というのが公式の案内。
いろいろ試した結果、2Lの麦茶を作るボトルで3個ぶん、がわたしの好みの濃さでした。
水を入れて一晩待つだけ
ボトルに水とコーヒーパックを入れたら、あとは冷蔵庫に入れて、一晩待つだけ!(ごくごく飲んでたころだったら、この「一晩」がネックになっていただろうな〜……)


コーヒーパックと水の量の加減だけでなく、抽出時間でも濃さや苦味を調整できるのもおもしろい。
8時間だとスッキリ、12時間で好みのほろにが。取り出すのを忘れて24時間放置しちゃったときも、苦味がしっかり出て牛乳を入れたら抜群においしかったです。この辺はほんとに好みね。
そうそう、コーヒーパックが水を吸うから、取り出したあとの仕上がりはけっこうカサが減る。


そんなわけで、こんなふうに、ギリギリのギリまで水を入れるのがおすすめ。

氷を入れておいしく味わう
アイスコーヒーは楽しむもの!……と決めたので、いただくときも「こだわりのアイスコーヒー」というモードで徹底します。
ロックアイスを入れて、お気に入りのグラスで、いただくのです!

はあ、おいしい〜……!酸味は少なめで、香ばしさと苦味があるところがすごく好み。それでいて、さっぱりなのが、さすが水出し!
たま〜にある、ボトルのアイスコーヒーの人工的な甘い香りがしないのも、いい。ちゃんと、コーヒーの香りがする。
ああ、これを毎日いただけるなんて、すっっっごく贅沢だなあ〜……!
まとめ
とにかく量を!安く!って視点のときには、「値段」と「許容できる味かどうか」しか考えていなかった。
ところが、ちょっとで満足できるものを、と考え始めたら、実は選択肢が山ほどあってびっくり!
同じくらいの予算でも、豆の種類から抽出方法、手軽に紙パック?水出し?と、選べることがたくさんあった。水出しが好みだな〜と気づいたあとにも、どのメーカーのものが好みの味?どのくらいの濃さがいいだろう?水出しの時間はどのくらいだと苦味がちょうど良いかな?と、工夫ポイントもたくさんあった。
大量に安く!の「コスパ」はラクだけど、選べる範囲は実はかなり狭くなってるのかも。
ちょっとで満足したい!の「コスパ」は、手間だけど、豊かでたのしい!
そんな気づきとともに、この夏はオトナなコーヒー時間をエンジョイするのです。
