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運営者:鈴木かゆ
お粥研究家
24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。

【レシピ】塩もみ牛の中華粥|下味1.5%の塩がおいしさの肝!出汁なしでコンビーフのような凝縮旨味。【お粥研究家の粥日記】

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牛肉を角切りのまま米と煮込む、出汁なしのシンプルな牛肉粥です。絶品です。

以前作った「塩もみ豚の中華粥」が衝撃的においしかったので、今回は牛肉バージョン。豚肉、米、ごま油、水、塩。材料はこれだけ、出汁なしでおいしいという、衝撃作でした。

塩もみ豚の中華粥の写真
【レシピ】塩もみ豚の中華粥|下味1.5%の塩がおいしさの肝!ごま油乳化の本格粥【お粥研究家の粥日記】

でも……牛肉って豚肉よりずっと高いじゃないですか……だから「出汁なし」とか、そういう冒険をしておいしくなかったら、けっこうショックだな〜……って……。でも、えいや!ってやってみたんです。

そしたら、そしたら……これが傑作!すばらしいおいしさ!

おかゆにも牛肉の旨味がじんわり溶け込み、出汁なしとは思えないコク。どこかコンビーフを思わせる、牛肉ならではの濃い風味が米の甘みと相性抜群◎

シンプルな肉のおかゆ、鶏粥おいしいというのは知っていたんです。でも、豚、牛までおいしいとは。食材の力って、すごいですね。

塩もみ牛の中華粥のレシピ

下味:一晩
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 角切り牛肉 150〜200g
    • 150gの場合の塩 2.25g
    • 200gの場合の塩 3g
  • 生米     1/2合(約75g)
  • ごま油    小さじ1
  • 水      800ml
  • 味付けの塩  小さじ1/3〜

トッピングに

  • 生姜
  • ねぎ
  • 胡椒 など

<ポイント>カレー用の角切り肉で◎
赤身が多めの、カレー用の角切り牛肉を使用しました。今回は出汁も使わず、薬味とも煮込まない、素材が命のレシピです。肉の味がダイレクトにでますので、新鮮な「ちょっといいいやつ」がおすすめです。

つくり方

STEP
下ごしらえ

牛肉に下味の塩を揉み込む。冷蔵庫で一晩寝かせる。

今回は150gだったので、塩を2.25g揉み込みました◎
STEP
ごま油を絡め火にかける

厚手の鍋に研いだ米を入れ、ごま油を絡める。

中華粥らしさをつくるコツは「油」。
おかゆを乳化させます。

水気を拭き取った牛肉、水800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

ちょっと面倒ですが水気を拭き取るとより澄んだ味に◎
目立つアクはすくい取ります。
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

おおっ!これは!お、お、おいしそう……!

肉だー!肉のニオイーーー!うっほ!うっほ!

トッピングのネギに、一工夫。ふつうの長ネギの「青いところ」なんですけど、かる〜くレンジで加熱しました。

長ネギ1本分で、600wで30秒くらい。刻んで耐熱容器に入れて、ラップ。加熱したあとも、10分くらいラップをかけたまま放置すると、いい感じに余熱が通ります◎

辛味が程よく飛んで、緑がパッと華やかに!しかもシャキシャキがほどよく残るところも、スキスキポイント!

とろとろのおかゆもたまりませんし、噛み締めるほどに、肉。コンビーフのような、ぎゅっと詰まった旨味にうっとりです。

豚バージョンのときにも思いましたが、しっかりめの下味は、「肉→スープ」方向だけでなく「肉の内部への味の定着」も起きるようで、全体的な印象として「味が濃い!」「旨味が強い!」ってなるんですよね。

塩ってなんなんでしょうね〜……すごいですよね、特別な調味料。単にしょっぱさを足すというより、素材の味を立ち上げる、魔法感。

すごいのは食材で、わたしではないんですけど、「わたし天才かな!?」と、自己肯定感が爆上がりする味でした。笑

「米・油・○○・塩」。このシンプルな構成で、どこまで行けるか、試してみたいなあ!

とーーーってもおいしかったです!ごちそうさまでした!

今日のおかゆおいしかったなぁ……と、ニヤニヤしながら寝落ちするのがわたしのしあわせです。

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運営者情報

お粥研究家。おかゆワールド.com管理人。著書に『日本、台湾、韓国etc. ととのうおかゆ365日』(KADOKAWA)。おかゆを通した食文化と暮らしの思想をテーマに、コラム執筆、レシピ開発、コンサルティングなど幅広く活動中。NHK 「あさイチ」、読売新聞、ほぼ日などに出演。JAPAN MENSA会員。