はい、傑作、できました!
主役は、豚肉です。カレー用と表記のあった、豚の赤身の角切り肉。
ポイントは、1.5%の塩。豚の下味の「塩」がこのおかゆのおいしさの肝なのです。
下味の塩は、お肉の重量に対して0.8〜1%が一般的。今回は1.5%ですので、かなりしっかりめです。
下味がしっかりついていると、加熱中に「肉→スープ」方向だけでなく「内部への定着」も起きるようで、食べたときに肉そのものの味を強く感じます。
下味の塩の量のほかにも、水から加熱することとか、ごま油を絡めることとか、いろんなポイントが詰まってはいるんですけど、そういう話はさておき、とにかくおいしいので作ってみてください!と、声を大にして言いたい一皿です!めっっっっちゃおいしかったです〜〜〜〜〜!
塩もみ豚の中華粥のレシピ

下味:一晩
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 角切り豚肉 200g
- 下味の塩 3g
- ごま油 小さじ1/2
- 生米 1/2合(約75g)
- 水 800ml
- 味付けの塩 小さじ1/3〜
トッピングに
- ピータン
- 小ネギ
- 胡椒 など
つくり方
豚肉に下味の塩3gを揉み込む。冷蔵庫で一晩寝かせる。


厚手の鍋に研いだ米を入れ、ごま油を絡める。

おかゆを乳化させます。

水気を拭き取った豚肉、水800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。


鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
さっとアクをすくいとり、味付けの塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!


お店で注文した中華粥、「あれ?思ったより具が少ない……?」ってなることありませんか?
— お粥研究家 鈴木かゆ (@kayu_szk) April 29, 2026
実は中華粥、盛り付けが日本式と違うお店が多いんです。
✅器の底に具を入れる
✅上から熱々のおかゆを注ぐ!
理由は主に2つあって、
①おかゆの熱で火を通す… pic.twitter.com/sAj8861rgi
いただきます!気になるお味は?
はい、おいしいやつ〜!わかりますか?おかゆがクリーミーになってる感じ!これが、油による乳化の魔法!

ピータンをトッピングすると、香港の豚とピータンのおかゆ(皮蛋痩肉粥)を思い出しますねえ〜……!
香港のおかゆのおいしさは「米粒が崩れているところ」と表現されることが多いですが、実はおいしさの要は「口当たり」ではなくて「油で乳化していること」だと思うんですよね。お米がどれだけドロドロしていても、かならずしも一口目の「うまっ」ができるわけではなくて、むしろ油で乳化させた「コク」があると、粒の有無はさておき、ちゃんといつでも「うまっ」になるんです。

お肉のやわらかさにも、ハッとします。おかゆのとろみに包まれながら加熱されることで、お肉がしっとり仕上がります。うまい……豚肉とは……うまい……!!!

「だし」も「生姜」も入れない、こんなシンプルな組み合わせで、ハッとするおいしさにであえるとは。
やっぱりおかゆってすごいなあ、おいしいなあと、うっとりの朝でした。
と〜〜〜〜〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

今日はシンプルなおかゆなので、調味料もちょっといいやつを使いました!おいしかった……おいしかった…………




