【レシピ】豆豉粥【お粥研究家の粥日記2022/12/18】

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大豆を粒ごと発酵させた中国の調味料「豆豉とうち。本格的な麻婆豆腐の隠し味に欠かせません!

先日新大久保の中国系食材店で、本場の方にバンバン買われている豆豉をみつけました。

阳江豆豉。ヨウコウトウチ?と読むのかな。

豆豉のパッケージの画像

この豆豉がす〜〜〜〜っごくおいしくて……!炒め物はもちろん、スープに入れたり、和物に使ったり。そのまま食べてもおいしいレベル(干し納豆好きなら絶対好き!)。

今朝は「スープに入れておいしいものはお粥にしてもおいしい」という経験則に従って、豆豉をお粥にしてみた次第です!

気になるお味は、焦がし醤油のような香ばしさが広がるコクうま粥。どんどん発展していきそうな、可能性ムンムンのお粥でした。

豆豉粥のレシピ

豆豉粥の画像

おすすめシーン:食欲のないとき、発酵食品を摂りたい日
調理時間:50分

米の品種:魚沼産コシヒカリ
塩:カンホアの塩

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合
  • 豆豉  小さじ2
  • ごま油 小さじ1
  • 水   750ml
  • 塩   小さじ1/2

ご一緒に

  • 刻み生姜
  • 小ネギ
  • クコの実(水で戻したもの)

<ポイント>塩の量は豆豉次第。
豆豉の塩っけに合わせて塩の量を調節を。
塩っけしっかりめの方が豆豉の旨味が引き立つように感じました。

つくり方

STEP
ごま油を絡める

厚手の鍋によく研いだ米、豆豉を入れ、ごま油を絡める。

鍋に豆豉とごま油を入れたところの写真
鍋に豆豉とごま油を入れて混ぜている写真
STEP
鍋の温度を上げる

水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

鍋を中火にかけている画像
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

弱火で煮込んでいる画像
STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5〜10分放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

塩で味付けをしている画像
豆豉粥を盛りつけている画像

いただきます!気になるお味は?

わっ、不思議!焦がし醤油のような香ばしさ

豆豉粥の画像

ああ〜、でもそっか。お醤油の材料は「大豆・小麦・塩」。「大豆・塩」で作る豆豉と旨味の方向が似るのも不思議ではないのか。

豆豉だけでこんなに色がつくのもびっくりです。

豆豉粥のアップの画像

心配していた塩辛さはちょうど良いアクセント、という感じ。むしろ豆豉のコクを強く感じます

豆豉粥をすくっている画像

味噌や醤油など大豆から生まれる調味料はお米と合うし。麹やもろみなどの発酵食材も相性が良いですからね〜……豆豉×粥。ありなのだろうな〜〜〜〜!

豆豉粥の俯瞰の画像

鶏肉や豚肉などを入れる時にお出汁的に入れてみたいなあとか。鶏ガラ出汁や貝柱だしと合わせた豆豉粥もおいしいかなとか。次から次へとアイディアが湧いてくる可能性溢れる一皿でございました!

と〜ってもおいしかったです。ごちそうさまでした!

↑Amazonで似ている豆豉を見つけたけれど、パッケージがちょっと違いますねえ。

簡体字→阳江、繁体字→陽江だから商品名は同じ?なのかな?

豆豉のパッケージの画像
豆豉のパッケージ裏の画像

新大久保で定期的に買いたい食材がまた増えました。笑

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。