く、く、空気がカラカラ……!お肌の乾燥をなんとかしたい朝、鶏皮と白きくらげのうるうる粥を作りました!
鶏皮も白きくらげも潤い食材。コラーゲンたっぷりの鶏皮のぷるぷると、上品なコリコリが魅力の白きくらげは食感の相性も抜群です!◎
ただ、あまりにも馴染みすぎて悪くいえば単調なような……。白きくらげを後入れしてもっと「ゴリゴリ感」を残したり、キリッと強めのスパイスを追加してもよかったかな〜と思ったりもしました。
でもでも、お望みの乾燥対策はばっちり◎
今日もご機嫌で過ごせそうです。
鶏皮と白きくらげのおかゆのレシピ
おすすめシーン:乾燥対策、美肌づくり、アンチエイチング、ヘアケア
調理時間:60分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 水 750ml
- 鶏皮 30〜50g
- 白きくらげ 1個
- 塩 小さじ1
トッピングに
- 生姜
- クコの実(水で戻す)
- 香辛料ミックス
<ポイント>白きくらげは膨らむ!
白きくらげは倍以上に膨らみます。手のひらサイズ1個を目安に、使う分だけ水で戻します。
つくり方
白きくらげをぬるま湯に10分ほど浸して戻す。固い所を取り除き、食べやすい大きさにちぎる。
鶏皮をキッチンバサミなどで食べやすい大きさに切る。
厚手の鍋によく研いだ米、鶏皮、白きくらげ、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5〜10分放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
いただきます!気になるお味は?
とろ〜んと白濁した鶏ポタ粥の完成です!
鶏皮の脂は本当に良い旨味を出してくれますねえ〜……!
生姜を添えてさっぱりシャキシャキのアクセントにしてみました。ナイス、ナイス!
よ〜く煮込んだ白きくらげはぷるんぷるん♪鶏皮エキスもよ〜く吸っています。
あ〜……おいし〜い!とろっとろの、うるっうるだ〜……!
気をつけなきゃな〜と思ったのが「鶏皮の質」。
白きくらげは食感をたのしむ食材。味を出すわけではないので、鶏皮のお味(質)が仕上がりを左右すると言っても過言ではありません。冷凍していたものを解凍した鶏皮とか、鶏油用のやす〜い鶏皮を使ってしまうと、お味の事故が起きうる危なさも感じました。次回も新鮮な鶏皮で作ろうっと。
これから一年のうちで最も空気がカラカラになる季節。
良質な脂や、白きくらげのような「ふるふるの潤い食材」を上手に取り入れて、バランスを取っていきたいですね。
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
とくに皮はコラーゲンが豊富で、コラーゲンは髪や肌を潤わせ、骨の老化を防ぐととのもに、目の機能を高めます。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.242「鶏肉」より
体を潤す補陰の効果は黒きくらげよりも高く(中略)。昔から不老長寿の薬として珍重され、優れた滋養強壮作用があります。肌を潤す食材としても有名です。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.199「くり」より