温かいお豆腐の甘い香りが広がって湯豆腐のようなやさしさに包まれる豆腐粥。今朝は新鮮な「すじこ」をのせてみました。
豆腐の甘みがちょうど「つなぎ」の働きになって、海鮮系の具材や、ごはんのお供系のおかずとも馴染みが良くなるのもスキスキポイント。
ちなみに、レトルト粥で作る場合は、お粥を電子レンジで温める時にお豆腐を混ぜ込めばOK。
しあわせはすぐそばにある〜……!みたいな気分になれる一皿です。
すじこのせ豆腐粥のレシピ
![すじこのせ豆腐粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/P1130019.jpg)
おすすめシーン:疲労回復、ストレスの緩和、温活
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 水 700ml
- 豆腐 小1個(約150g)
- 塩 小さじ1/3
- 塩すじこ 2切れ
トッピングに
- かいわれ
- ねぎ
お好みで
- お醤油
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
豆腐を冷蔵庫から出して常温に置いておく。
![鍋を中火にかけて少し経った画像](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_6451-e1645406928653.jpg)
![豆腐を常温に置いている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1160.jpg)
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。
![弱火で煮込んでいる画像](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2021/09/吹きこぼれ防止-e1639621057738.jpg)
豆腐を手で崩しながらお粥の鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。
![豆腐を鍋に入れている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1162.jpg)
![豆腐を鍋に入れた写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1163.jpg)
塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器におかゆを盛りつけてすじこを乗せたら完成!
![塩を鍋に入れている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1166.jpg)
![すじこのせ豆腐粥をもりつけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1172.jpg)
いただきます!気になるお味は?
おお〜……!す、す、すじこがまぶしい!
![すじこのせ豆腐粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/P1130037.jpg)
お豆腐の他の食材を引き立ててくれる縁の下の力持ち感、そして全体を上手にまとめてくれる統括力……!すごい。お豆腐さま、すごい!
卵粥並みにアレンジの余白を感じます。
![すじこのせ豆腐粥の俯瞰の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/P1130028.jpg)
いつも豆腐粥をつくるときは、1/2合に対して、水750mlでつくることが多いのですが、今朝はすじこが沈まないように水700mlにしてみました。
![すじこのせ豆腐粥のアップの写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/01/P1130024.jpg)
温かいとろとろのお粥と、お豆腐。ひんやりとした、ねちょっとぷちっとの、すじこ。
食感豊かな、しあわせ度の高い一皿でございました。
今朝はとろとろ感を堪能したくて絹豆腐を使いましたが、固めの木綿豆腐とか、焼き豆腐を使ったらどんな感じになるのかしら。それはそれで食感が変わっておいしいのだろうなあ。ああ、食べたそばから次のわくわくが広がってくる〜……!んもう、豆腐粥、好きっ!♡
と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
良質なたんぱく質が含まれ、疲労回復やストレスの緩和にも有効。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.99「豆腐」より