さ、さ、さむ……っ!急に冷え込んでびっくりの朝、じわりじわりと温まる豆乳のお粥にしました。
豆乳だけのお粥でもじゅうぶんおいしいのですが、今朝はしっかり旨味も感じたくて「舞茸」も加えてみました。
こってり濃厚な豆乳粥に、香り華やかな舞茸のコリコリ。合わないわけがない!
ふーふー、はふはふしながら、ていねいに、ひとくちひとくち。なんだか気持ちもほぐれていく贅沢な朝時間でした。
舞茸豆乳粥のレシピ
![舞茸豆乳粥の俯瞰の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5230029.jpg)
おすすめシーン:胃腸の養生、疲労回復、冷えがあるとき
調理時間:50分強
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合
- 水 500ml
- 無調整豆乳 300ml
- 舞茸 1/2パック
- 塩 小さじ1
トッピングに
- パクチー
- 黒胡椒
<ポイント>牛乳くらいのとろみに
粘度の高い豆乳は水で薄めて牛乳くらいのとろみにします。
つくり方
鍋に米、水500mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
豆乳300mlを計量して常温に置いておく。
![鍋を中火にかけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4579.jpg)
![豆乳を計量した写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4581.jpg)
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。
![弱火で煮込んでいる画像](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2021/09/吹きこぼれ防止-e1639621057738.jpg)
豆乳を投入する。ゆっくりと混ぜ、一度中火にする。表面がふつふつしてきたら、食べやすい大きさにちぎった舞茸を入れる。先ほどと同様にフタをして、ごく弱火で10分煮込む。
![豆乳を鍋に投入した写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_4582.jpg)
![舞茸を鍋に入れた写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0269.jpg)
さっと膜をすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
![塩を鍋に入れた写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0270.jpg)
![お粥を盛りつけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0273.jpg)
いただきます!気になるお味は?
豆乳のコクのある香りが愛おしい。
![舞茸豆乳粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5230030.jpg)
豆乳のナチュラルなコクと、舞茸の旨味のコラボレーション。完璧。おいし〜い……!
今朝は黒胡椒とパクチーを添えて、巡りよく。
![舞茸豆乳粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5230023.jpg)
味噌や粉チーズもアリですよね。意外と柚子胡椒とか、わさびなどの「ちょい刺激系」も合うのかも。
![舞茸豆乳粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5230018.jpg)
旨味ばっちり、しっかり食べ応えがあるので晩ごはんの主役や夜食でもアリかもしれません。
やさしいやさしい豆乳粥。心も身体もほぐれました。
今日のわたしにぴったりなおいしさでした。ごちそうさまでした!
大豆は脾を養い、胃腸の機能を助け、腸を整える食材。血を作るのを促したり、血流をよくするといった作用もあります。良質のたんぱく質、脂質、炭水化物のほか、鉄などのミネラル、食物繊維も豊富で、疲労回復や生活習慣病の予防などに有効。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.96「大豆」より
米の品種:カルゲン米コシヒカリ(米穀店食の健康社 食べ比べ6種 真空パックより)
塩:海の精