ビリリリリ!過去イチの痺れ粥ができました!
実山椒の炊き込みごはんが大好きで。実山椒×ごぼう、実山椒×鶏肉、実山椒×みょうが……山椒のキリッ、ビリッとお米の相性の良さはわかっていたので、いつかお粥にもしてみたかったのです。
ポイントは風味付けに加えた「ごま油」。炊き込みご飯に「油揚げ」を入れるとうまくまとまるのと同じ構成を狙ってみました。
キリッと、ビリッと、初夏の味。とってもおいしゅうございました!
実山椒粥のレシピ
![実山椒粥の俯瞰写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5260029.jpg)
おすすめシーン:食欲増進、冷えが強いとき、脂っこいものと合わせて
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- ごま油 小さじ1
- 水 750ml
- 山椒の実 5〜15g
(下茹でを済ませたもの) - 塩 小さじ1/2
トッピングに
- 山椒の若芽 など
![下茹でを済ませた実山椒の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0368.jpg)
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、山椒の実を入れ、ごま油を絡める。
![ごま油を鍋に入れる写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0370.jpg)
![鍋の中を混ぜる写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0371.jpg)
水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
![鍋を火にかけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0375.jpg)
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
![弱火で煮込んでいる画像](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2021/09/吹きこぼれ防止-e1639621057738.jpg)
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
![山椒粥を盛りつけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0384.jpg)
いただきます!気になるお味は?
キュン!なんてかわいい水玉模様。
![実山椒粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5260033.jpg)
ご自慢の「山椒鉢」から若芽を摘んで、山椒づくしの一皿に。
![山椒鉢の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0379.jpg)
おおおおお!きます、きます!ビリビリきます!
![実山椒粥をすくっている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5260036.jpg)
お粥はお米の甘みが引き立つから、山椒の痺れが映えるという発見。
ごま油を組み合わせたのもの大正解!◎
![実山椒粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/P5260018.jpg)
相当お口の中がさっぱりするから、それこそ鰻の蒲焼きとか、脂ののったほっけとか、そういうのを合わせても最高だろうな。
山椒好きにはたまん一皿でございました。
と〜〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。
さんしょうの辛みには痺れるような刺激があるのが特徴。これはサンショオールという成分で、胃を刺激して消化を促進し、食欲を増進させる働きがあるほか、殺菌作用により腹痛や下痢にも有効だと考えられます。
『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.113「さんしょう」より
米の品種:カルゲン米コシヒカリ(米穀店食の健康社 食べ比べ6種 真空パックより)
塩:海の精
山椒の塩漬けを作りました
とにかく山椒が大好きなので(山椒鉢を買っちゃうくらいですから!)、もちろん実山椒も堪能いたします。
醤油漬けもおいしいけれど、お酒のアテにちびちび食べちゃってすぐに無くなっちゃうので笑、お料理に使いやすい「塩漬け」にしてみました。
山椒の実を枝からばらして。
![山椒の実をバラしている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0347.jpg)
塩で茹でます。わたしは辛味が大好きだから、ほんとに軽〜く茹でる程度。1分とか?3分とか?
![山椒の実を茹でている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0350.jpg)
![山椒の実を茹でている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0351.jpg)
ザルにあけたら、1時間くらい水にさらして下処理完了。ここまで終えたものをお粥にしたわけです。
水をよ〜く切って冷凍しても長持ちするのですが、調味料的に使いたいので「塩漬け」に。
山椒の実の重さの10%の塩を入れて、シャカシャカ。1週間くらい馴染ませたらいい感じに馴染むそうな。
![山椒の塩漬けの写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG_0374.jpg)
んんんん〜たのしみ、たのしみ!
冷奴にも乗せたいし、クリームパスタにも入れたいし。もちろん炊き込みごはんの具にもしたいし、意外と抹茶やあずきのお粥に乗せてもおいしいだろうな、切山椒みたいな感じで!
味見と称して食べすぎないように気をつけなきゃ。(結局食べちゃうわたし)