【レシピ】きゅうり豆腐粥【お粥研究家の粥日記2023/08/14】

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とろとろシャキシャキ、食感がよきね〜!きゅうりとお豆腐のW主演粥をつくりました。

食感のアクセント担当は、トッピング的に乗せた「刻みきゅうりの漬物」

5mmほどに刻んで、塩&塩麹をもみこんで30分ほど置きました。味付け自体は、漬物のモトを使っても、昆布を使っても何でも良いのですが、少々しょっぱめに仕上げるのがポイントです。

そう、きゅうりを調味料的なポジションにもなってもらおうという作戦!細かく刻んだきゅうりはおかゆとの絡みもよくてますます調味料ポジ。

構成自体はシンプルだけど、ちょっとの工夫でまとまりがよくなりますね◎

きゅうり豆腐粥のレシピ

きゅうり豆腐粥の写真

おすすめシーン:疲労回復、気持ちを落ち着けたいとき、夏バテ予防
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • 水    700ml
  • 豆腐   小1個(約150g)
  • 塩    小さじ1/3〜

トッピングのきゅうり

  • きゅうり 1/2本
  • 塩麹   小さじ1
  • 塩    ひとつまみ

<ポイント>お豆腐はお好みで◎
使うお豆腐は絹、木綿、枝豆豆腐……お好みでどうぞ!とろとろのおぼろ豆腐は溶けてしまうこともありますが、それはそれでわたしは好きです。
今回は固めの絹ごし豆腐を使用しました。

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

お豆腐を冷蔵庫から出した写真

豆腐を常温に置いておく。

お豆腐を冷蔵庫から出した写真
STEP
きゅうりの下ごしらえ

きゅうりを5mm角に刻み袋に入れる。塩麹小さじ1、塩ひとつまみをもみ込む。

刻んだきゅうりに塩麹を入れている写真
刻んだきゅうりに塩と塩麹をもみこんだ写真
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

お粥を煮込んでいる写真
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
豆腐を入れてコトコト煮込む

豆腐を手で崩しながらお粥の鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

豆腐を鍋に入れた写真
STEP
味つけ&蒸らし

塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

塩で味をととのえている写真
お粥をもりつけている写真

塩麹の代わりに粒感のある甘酒もおすすめです◎
お野菜の塩揉みにちょこっと甘酒を入れるだけで味に深みがでる魔法。麹パワー、すごい!

いただきます!気になるお味は?

シャキシャキきゅうりがイキイキ!

きゅうり豆腐粥の写真

シンプルなお豆腐粥も、お豆の甘みをじわ〜っと感じてとってもおいしいです。

どちらかというと「シンプルおいしい」感じだから、サラダチキンにごま油に……みたいな華やか系のトッピングよりも、まずは素朴系でたのしみたくなる感じ。

きゅうり豆腐粥の俯瞰の写真

今朝は食感のアクセントに塩揉みのきゅうりを添えました。

きゅうり豆腐粥の写真

お漬物を「添える」のも良いけれど、細かいお漬物を「乗せる」のも良きもので。

きゅうり豆腐粥をすくっている写真

こんなふうに、おかゆと絡む感じが好きなんですよね〜◎

お口のなかで、とろとろ&シャキシャキ。あつあつ&ひんやり。

一口ごとのリズムがあると、最後までたのしいですねえ!

ふー、ととのった。

とってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

利尿作用によって体の余分な熱をとり、ほてった体やのどの渇きを癒す効果があります。夏バテ予防によいほか、尿の出が悪い人、むくみが気になる人におすすめ。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.105「きゅうり」より

体内にこもった熱をとり、体を潤す豆腐。(中略)良質なたんぱく質が含まれ、疲労回復やストレスの緩和にも有効。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.99「豆腐」より

米の品種:八代目儀兵衛 料理米「粥」
塩:海の精

ここまで華やかな柄物の器は初めて!
スペインの「ハエン食器」を買ってみました。

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。