【レシピ】ごま油香るごぼう粥(札幌白ごぼうをつかって)【お粥研究家の粥日記2023/10/08】

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ごぼうといえば、きんぴらごぼう!きんぴらごぼうといえば、ごま油!……という発想で、ごぼうとごま油を組み合わせたおかゆをつくりました

結果、大成功!

華やかなごま油の香りのおかげで、力強いごぼうの風味が輝いておりました。

ごぼうはいつも「ささがき」にしちゃうけれど「厚めの輪切り」も食感が生きてよいものですね◎

お味噌汁にも厚めの輪切りのごぼうを入れてみたくなりました。

ごま油香るごぼう粥のレシピ

おすすめシーン:デトックス、風邪予防、元気がほしいとき
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • ごま油  小さじ1
  • 水    750ml
  • ごぼう  細1本(約100g)
  • 塩    小さじ1/2

トッピングに

  • ごま油
  • 白ごま など

ご一緒に

  • お醤油 など

つくり方

STEP
ごぼうの下ごしらえをする

ごぼうの泥を落とし、1cm幅に切る。色止めのために酢水(分量外)にさらしておく。

STEP
ごま油を絡める

厚手の鍋に研いだ米を入れ、ごま油小さじ1を絡める。

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
ごぼうを入れてコトコト煮込む

水を切ったごぼうを鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

いただきます!気になるお味は?

あら。ほんのりごぼう色。

仕上げにごま油をたら〜っとかけて、お醤油もたらりとかけながら、いただきま〜す!

ごぼうといえば、きんぴらごぼう!きんぴらごぼうといえば、ごぼう・にんじん・白ごま!と、こちらも発想を拝借いたしまして、トッピングを選びました

細切りのにんじんの花、きれいです〜!

ごぼうの加熱時間を10分ほどに抑えたのと、厚い輪切りにしたことで、ごぼうの食感がちゃんとごりごり♪

ごま油の華やかな香りのとろとろのお粥に、ごりごりのごぼうのアクセント。構成ばっちりでございました。

札幌伝統野菜「札幌白ごぼう」

今日は札幌伝統やさいの「札幌白ごぼう」を使ってみました!

たしかにお名前の通り、ほんのちょっとゴシゴシするだけで白いお肌がこんにちは!

断面は真っ白〜〜〜!ってほどではないけれど、田舎でもらう太い泥ごぼうの「土色!!!」みたいなのに比べたらたしかに白いですねえ。

豊かな香りと食感がご自慢だそうで、うんうん、たしかにそんな感じ。

土っぽいえぐみはないのに、ちゃんとごぼうらしい旨味があって、とってもおいしゅうございました!

最近はネットでも買いやすい「マルホン」さんのごま油を使っています。しっかり香る純正ごま油と、サラダなどにもちょうど良いすっきり系の太香ごま油の2種類を使い分けています♪

解毒、発汗、利尿作用に優れ、体の老廃物を取り除いたり、風邪の予防にも効果があります。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.158「ごぼう」より

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。