一度はお試しいただきたい新定番!生米に米油を絡めてつくる「鶏粥」をつくりました!
![鍋に小さじ1杯の米油を入れている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-26.jpg)
![米油と米を馴染ませている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-27.jpg)
ごま油を使った香り華やかなおかゆもおいしいけれど、米油の無味感は素材の魅力を引き立てますねえ。
油を使ったお粥特有のさらりとしたとろとろの口当たり、お米のふんわり感はそのままに、シンプルおいしい一皿に仕上がりました。
まるで鶏ポタージュのようなやさしいやさしいおかゆさん。癒やされます。
米油を使ったとろとろ鶏粥のレシピ
![米油を使ったとろとろ鶏粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-18.jpg)
おすすめシーン:胃腸の養生、疲労回復、癒やされたいとき
調理時間:50分
材料(お茶碗2杯分)
- 生米 1/2合(約75g)
- 米油 小さじ1
- 鶏もも肉 100〜150g
- 水 750ml
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- ねぎ
- クコの実
- 黒胡椒
- 柚子胡椒 など
<ポイント>油で雰囲気が変わります
ナチュラルテイストにしたかったので米油を使いました。
食欲そそる系の中華テイストにしたいなら「ごま油」、洋なテイストにしたいなら「オリーブオイル」で。
つくり方
鶏もも肉を食べやすい大きさに切っておく。塩胡椒(少々/分量外)を揉み込む。
![鶏肉に塩胡椒で味付けをしている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-12.jpg)
厚手の鍋に研いだ米を入れ、米油を絡める。鶏肉、水750mlを入れる。
![鍋に小さじ1杯の米油を入れている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-13.jpg)
![米油と米を馴染ませている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-14.jpg)
具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
![鍋を火にかけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-15.jpg)
![鍋を火にかけて少し時間が経った写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-16.jpg)
煮込んでいるうちに固まってきます。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
![鍋に箸を噛ませて煮込んでいる写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-17.jpg)
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!
![アクをすくいとっている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-24.jpg)
![塩で味をととのえている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-25.jpg)
いただきます!気になるお味は?
鶏肉のウマウマな香りがたちこめます。あ〜、こりゃごちそう確定。
![米油を使ったとろとろ鶏粥の俯瞰の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-19.jpg)
トッピングには、黒胡椒、水で戻したクコの実、ネギの青いところ、柚子胡椒。
![米油を使ったとろとろ鶏粥をもりつけている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-23.jpg)
仕方ない!
鶏粥は鶏白湯と似たおいしさがあるから、柚子や柚子胡椒、生姜など鶏白湯の定番トッピングとの相性抜群なのです!
それから、ネギの青いところをトッピングにつかうときのおすすめの一手間がありまして。それは、短時間のレンチン!
![](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-28.jpg)
500wで20秒くらいレンジで加熱をすると、ネギの香りが格段によくなるのです!
辛味がほどよく飛ぶから、もりもり食べられます◎緑が鮮やかになるのも嬉しいポイント。
![米油を使ったとろとろ鶏粥の写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-20.jpg)
ね、きれいでしょ〜!
おでかけの予定があってお口の臭いに気をつかいたい時にも、ちょっとの加熱をするとぜんぜん違いますよ!
![米油を使ったとろとろ鶏粥の俯瞰のアップの写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-22.jpg)
そしてそして、注目すべきは口当たり!
米油を絡めて炊き上げることで、米粒の一粒一粒がふんわり。
![米油を使ったとろとろ鶏粥をすくっている写真](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/11/image-1-21.jpg)
べちょっとした粘り気を閉じ込めて、さらりとしたとろみを生み出してくれます。
ふーふーしながらいただく、旨味たっぷりの鶏粥。はあ、しあわせ〜……!
と〜ってもおいしゅうございました!ごちそうさまでした。
![](https://okayuworld.com/wp-content/uploads/2023/04/icon-150x150.png)
フンドーキンの青柚子こしょう。ちゃんと辛くて大好き!我が家の定番です。
脾と胃の働きを助け、胃腸を温めることで、食欲不振や下痢を改善します。血と気を補って、疲労回復や母乳の出をよくする効果もあります。
『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.242「鶏肉」より