【失敗考察】鮭とば粥△【お粥研究家の粥日記2024/02/19】

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生米と鮭とばをコトコト。鮭とばにぎゅっと詰まった旨味がおかゆに広がってうまうま粥!……になると思ったのですが、何かが足りない……!

というわけでこの記事は、失敗の覚書記事でございます。

まずくて食べられないって意味の失敗ではないのですが、鮭とばの良さが活かせてないという意味での失敗です。

そもそも、乾物×おかゆって、おいしいのですよ。干し貝柱や干し椎茸はもちろん、あたりめ、桜えび、切り干し大根などなど!

あたりめ粥
桜えび粥

旨味を「出す」乾物と、旨味を「吸う」米の組み合わせですから、個人的には乾物系食材のおかゆは失敗知らずレベルだと思っていたのです。

ところがどっこい、鮭とば粥、微妙〜……!

今回の鮭とば粥は「米・水・鮭とば」で煮込んで、塩で味をととのえたシンプルなもの。香りは良いけれど、旨味が広がるってほどではなくて。食感も、肉!って感じのしっかり噛みごたえが残っていました。う〜ん、どこがどう良くなかったのかな〜……。

ここから第二弾、第三弾と、ブラッシュアップしていきます!

もくじ

鮭とば粥△の手順の覚書

調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合(約75g)
  • 水   800ml
  • 鮭とば 20g程度
  • 塩   小さじ1/2

トッピングに

  • ねぎ
  • 味噌 など

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、一口大に切った鮭とば、水800mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎

STEP
味つけ

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

STEP
蒸らし

フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

今回使ったのは「鮭・食塩のみ」のシンプルな鮭とば。モノとしてはめちゃめちゃおいしい鮭とばでした。

Twitterでいただいたアドバイス

Twitter(X)でみなさんにアドバイスをいただきました!(ありがとうございます……!泣)

私が思いついた改善策は……

  1. 鮭とばの量を増やす
  2. 鮭とばを一晩水に浸す
  3. ごま油などで風味づけをする

の3つ。

他にいただいたアイディアをご紹介します!

ブラッシュアップ案1:フレーク状にする

なるほど!細かくして表面積が増やせば、その分だけ旨味も出る!

シンプルだけど抜け落ちていた視点でした!

ブラッシュアップ案2:お酒で戻す

これまたなるほどでございました!

お魚を焼く前に日本酒を振るとふっくらしますから、鮭とばもやわらか〜くなるかも!?

ブラッシュアップ案3:昆布だしで戻して、その出汁ごと炊く

めちゃめちゃ新しい視点!すごいですよね!

自動的に合わせ出汁になるし、たとえ鮭とばから旨味ができっちゃっても昆布が補ってくれそうで!◎

たくさんのアドバイス、本当にありがとうございました!

第二弾、第三弾と、どんどんチャレンジしてみます!

たくさんチャレンジできるようにどっさり買いました!◎笑

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。

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