七草の入荷は一度だけというお店が多いことをご存知ですか?
新鮮な七草を入手したら、是非、葉がシャキッと元気なうちに下茹でを済ませてしまいましょう!
私の経験上、しおしおの七草をお粥にするよりも、新鮮な七草を冷凍して保存→お粥に入れる方がおいしい場面も多々。
下処理を済ませた七草は自然解凍でお粥に入れればOK。下処理さえ済ませてしまえばレトルトのお粥でも、ごはんからつくるお粥でも、お米からつくるお粥でも使えてと〜〜っても便利◎
冷凍すれば1ヶ月ほどたのしめるので、わたしのように七草粥が大好きすぎる方にもおすすめの小技です。七草の香りをとことん堪能しましょう!
七草の冷凍保存の方法
材料
- 七草 お好みの量
- 水 たっぷり
- 塩 小さじ1〜2
使用する調理器具
- 大きな鍋
- ざる(2個)
- ボウル
- 菜箸(またはトング)
- 包丁
- まな板
つくり方
鍋にたっぷりの湯を沸かしはじめる。
すずな(かぶ)、すずしろ(大根)をよく洗い、薄切りにする。葉物をよく洗う。
湯に塩を入れる。すずな(かぶ)・すずしろ(大根)は透き通るまで1〜2分ほど茹で、ざるにあける。葉物はくたっとするまで30秒ほど茹で、ざるにあけ、冷水でしめる。
葉物の水をよく絞り、包丁で細かく刻みます。
1回分に分けて、ラップに包み冷凍する。
詳しい作り方
①下処理をする
じゅうぶんな大きさのある鍋に湯を沸かし始めます。
すずな(かぶ)、すずしろ(大根)をよ〜く洗って、2〜3mmの薄切りにします。
その他の葉物もたっぷりの水でじゃぶじゃぶと洗います。
②茹でる
湯がボコボコと沸いたら、色止めに塩小さじ1〜2ほどを入れます。
すずな(かぶ)、すずしろ(大根)は1〜2分。透き通ったらざるにあけます。
< ポイント >
かぶと大根は水に浸すとベチャベチャになってしまうので、茹でたあと水にはさらさずに、ざるにあけて冷ますのがおすすめです。
ザバーっとザルに流しても良いのですが沸かし直すのが面倒なのですくい上げて……笑
葉物はくたっとするまで30秒ほど茹でます。
ざ〜〜っとザルにあけ、アクをしっかり洗い流すためにたっぷりの水に泳がせます。
< ポイント >
青みを抑えたい方は1分ほど茹でてもOK。
③葉物を刻む
ぎゅ、ぎゅと水気を切って、葉物を刻みます。
< ポイント >水気をしっかり切る!
しっかりと水気を切ることで、食感がぶよぶよになったり、お粥が水っぽくなるのを防ぐことができます。
< ポイント >根っこはどうする?
基本、苦味がでるため葉物野菜の根は切り落とします。「せり」の根はごぼうのような風味でおいしいのでお好みで入れてもOK。
④小分けにして冷凍
1回分に分けて、ラップに包みます。
今回は葉物が大量だったので分けて冷凍することにしました。なるべく平らにして冷凍すると解凍が早く済んでラクです。
こんな感じで使えます
処理を済ませた七草は、白粥に入れて混ぜこむだけでOK!
レトルトの白粥でももちろんOK。
生き生きとした緑も、力強い香りもばっちり。塩を入れて茹でることと、ぎゅっと水気をしぼることが大事なポイントですね。
ベストコンディションの七草粥を食べたいときに。ぜひお試しくださいね。
みなさんのいただきますが笑顔でありますように。鈴木かゆでした。