【レシピ】ピータン入りたまご中華風粥【お粥研究家の粥日記2023/05/12】

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鶏卵&あひるの卵の、赤の他人卵粥!(?)ごま油香るたまご粥にピータンを合わせてみました。

やわらか〜い卵粥にピータンのぷるぷる食感が映える〜……!ピータンの発酵のコクは味噌のような、チーズのような。特有のクセツヨの旨味、ほんとにお粥に合いますねえ。

ほぼほぼ「今日はこういう感じのおかゆにしたいな〜」とイメージが湧くのですが、ときどき冷蔵庫を開けても何してもイメージが固まらない日があって。

そんなときは、まずはお米にごま油を絡めて、コトコト煮始めちゃう

そうするとあらあら不思議。ごま油の香りに刺激されて「あれを入れようかな!?これも乗せちゃおうかな!?」と、食べたいものが湧いてくるのです。

そんなふうに出会ったピータン入りのたまご中華粥。元気が欲しい日にぴったりです◎

ピータン入りたまご中華風粥

ピータン入りたまご中華風粥の写真

おすすめシーン:栄養補給、食欲のないとき、元気がほしい日、貧血予防
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合
  • ごま油   小さじ1
  • 水     750ml
  • 卵     1個
  • ピータン  1個
  • おろし生姜 小さじ1
  • 塩     小さじ1/2

トッピング

  • 水菜
  • ラー油
  • 黒胡椒 など

ご一緒に

  • 黒酢 など

つくり方

STEP
ごま油を絡める

厚手の鍋によく研いだ米を入れ、ごま油を絡める。

研いだお米にごま油を入れる画像
お米とごま油を混ぜている画像
STEP
鍋の温度を上げる

水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

中火にかけている画像
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で25分煮込む。

弱火で煮込んでいる画像
STEP
ピータンの下ごしらえ

ピータンの下ごしらえをする。

泥を落として、流水で洗う。

ピータンの泥をこすり落としている写真
ピータンの泥を洗い流している写真

殻を剥いて、角切りにする。

ピータンの殻を剥いている写真
ピータンを角切りにした写真

ピータンは殻を剥いてから少し空気に触れさせておく方が香りがマイルドになるため、入れる直前ではなく、なるべく早い段階で下ごしらえを済ませておくのがおすすめです◎

STEP
ピータンを入れてコトコト煮込む

25分煮込んだら、ピータン・おろし生姜を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに5分煮込む。

鍋にピータンと生姜を入れた写真
弱火で煮込んでいる画像
STEP
味つけ&卵

塩で味をととのえる。溶き卵を流し込み、鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。

塩を入れる写真
鍋の中の卵を混ぜている写真
STEP
蒸らし

お好みでフタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

お粥を盛りつけている写真

いただきます!気になるお味は?

ででん。水菜も添えて、色あざやかなお粥さんの完成です!

ピータン入りたまご中華風粥の写真

んん〜、よいわねえ〜!ごま油がお出汁になって、お粥全体がウマウマな香り

やさしいたまご粥に、コクうまぷるぷるのピータン。

ピータン入りたまご中華風粥の俯瞰写真

ラー油のちょい辛と黒胡椒のキレが味を引き締めて、良いアクセントになってくれています。

酸っぱいものがお好きなら、黒酢もおすすめ!

ピータン入りたまご中華風粥の写真

ピリッ、とか、キリッ、とか、酸味とか。

ピータン自体がクセツヨ食材のはずなのに、そういうアクセントをちょい足しするほうが、お味がまとまる不思議。

ピータン入りたまご中華風粥をすくっている写真

一口ごとにたのしさがあって、あっという間に食べちゃいました。

ふう、おいしかった!ごちそうさまでした!

ビタミンCと食物繊維以外の栄養成分が含まれた、ほぼ完全栄養食です。(中略)また、卵の鉄分は体に吸収されやすく、貧血予防に効果的です。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.248「卵」より

米の品種:ミルキークイーン
塩:海の精

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。