【レシピ】本格あわび粥 전복죽【お粥研究家の粥日記2023/07/31】

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とっておきの贅沢粥!韓国粥でお馴染みの「活あわび」のおかゆ(전복죽チョンボクチュクをつくりました!

あわび粥を一度でも食べると、そのおいしさにメロメロになってしまって、オトクなあわびに出会ったとき素通りできない人生になってしまうのです……!

店に並ぶあわびの写真
小ぶりとはいえ、7個入って500円!?
買います、買います!
あわびを手に持っている写真
ちびサイズを4個使いました。

材料は、あわび・ごま油・米・水・塩の5つだけ。あわびと米をごま油で炒めてから煮込むのがポイントです。

あわびの身から、肝から、旨味がわんさかわんさか。お皿を舐めたくなっちゃうくらいの絶品粥を是非!

本格あわび粥 전복죽のレシピ

あわび粥の俯瞰の写真

おすすめシーン:滋養強壮、贅沢をしたいとき
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合(約75g)
  • あわび 小2〜4個
  • ごま油 小さじ1
  • 水   800ml
  • 塩   小さじ1/2〜

トッピングに

  • 海苔
  • ごま
  • ごま油 など

<ポイント>水の量はお好みで
ぽってりめの食感にしたいときは水700ml、とろとろにしたいときは水800m程度がおすすめです。

つくり方

STEP
米を研ぐ

米1/2合を研いでおく。

米を研いだ写真
STEP
あわびの下処理をする

あわびに塩(分量外)を振りをよく洗いぬめりをとる。殻から身をはがす。口をとって、身をスライスにする。肝はざく切りにする。

あわびの下ごしらえをしている写真
あわびの下ごしらえを済ませた写真

ぐちゃぐちゃになっちゃったら、ぐちゃぐちゃのままSTEP3に進んでOK!ちゃんと美味しくなるのでご安心を。

下ごしらえについては別記事で詳しくご紹介しています。

STEP
ごま油で炒める

厚手の鍋にごま油を熱し、アワビの身を中火で炒める。さっと火が通ったら、米、肝を入れ手早く炒める。

あわびを炒めている写真
じゅうぶんに炒めた写真

全体に油がまわり香りが立ったら、水800mlを入れよく混ぜる。

鍋に水を入れている写真
鍋を中火にかけている写真
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋を弱火にかけている写真
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味付け&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

アクを取り除いている写真

いただきます!気になるお味は?

香りのコク、深みがすごい。

あわび粥の写真

ほんとうに、出汁の類を入れてないの〜?と不思議になっちゃうほど。

あわび粥のトッピングは、海苔と白ごまが鉄板。すりごまにしたり、卵黄をのせるものもおすすめです。

あわび粥の写真

今朝は水が多めのとろとろ仕立て。1/2合に対して水800mlにしました。

あわび粥をすくっている写真

それから、肝の刻みをほどほどにしたのも工夫ポイント

水で溶いて丁寧にこすレシピもありますが、そちらは全体に広がる旨味をたのしむ感じ。一方、今回の「肝をほどほどに刻むあわび粥」は、濃厚な肝を具としてたのしむ感じ

ウニのような、蟹味噌のような、コクうま感を噛み締めるたのしみがありました◎

あわび粥とれんげの写真
肝を細かく刻んで
水を750mlにしたあわび粥
あわび粥の写真
今回の肝の刻み方を荒くして
水を800mlにしたあわび粥

ちょっとした工夫でお味がぐっと変わるのがおかゆのおもしろいところ。

次のあわび粥はどんな工夫をしようかな〜?と、今からわくわくが止まらないのでした!

良質なたんぱく質、ビタミンB群類、ミネラルを含みます。韓国ではアワビ粥が有名で、滋養強壮効果が高く、ヘルシーな料理として人気です。

『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版  P.256「あわび」より

米の品種:ゆめぴりか
塩:海の精

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。