【レシピ】黒米さつまいも粥【お粥研究家の粥日記2023/09/06】

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黒米くろまいのコクのある甘い香りと、さつまいものほくほく、し・あ・わ・せ〜!♡

お赤飯系の香りなので自分が子どもの頃も大好きだっただろうな〜と感じる一皿です。なんかいいですよね〜、自分が子どもの頃に好きだっただろうな〜って味に再会できる感じ。

ポイントは、黒米の量

黒米は日本のお米のルーツといわれている穀物。色素成分も風味もとってもパワフルなため、入れすぎてしまうとえぐみが出てしまいます。想像以上にほんのちょっとでじゅうぶん!

鍋に黒米を入れている写真

今回は白米1/2合に対して、黒米小さじ1。たったこれだけで染まっちゃうなんて、びっくりですよね。

黒米さつまいも粥のレシピ

黒米さつまいも粥の俯瞰の写真

おすすめシーン:胃腸のケア、元気が欲しいとき、元気が欲しいとき、貧血対策
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米    1/2合(約75g)
  • 水     750ml
  • 黒米    小さじ1
  • さつまいも 小1本(約100g)
  • 塩     小さじ1/3

つくり方

STEP
鍋の温度を上げる

厚手の鍋に研いだ米、黒米小さじ1、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

鍋に黒米を入れている写真
鍋を火にかけて少し時間のたった写真
STEP
さつまいもの下ごしらえ

火の様子を見守りながら、さつまいもを乱切りにして水にさらしておく。

さつまいもを水にさらしている写真
STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。

箸をかませて煮込んでいる写真
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
さつまいもを入れてコトコト煮込む

さつまいもを鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。

さつまいもを鍋に入れている写真
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

アクをすくいとっている写真
お粥が完成した写真

いただきます!気になるお味は?

でで〜ん!すごい、黒米!きれいに染まりました!

黒米さつまいも粥の写真

たった小さじ1で、こんなに違いがでるなんて。ふつうのさつまいものお粥とずいぶん雰囲気が変わります。

黒米なしのふつうのさつまいも粥
(レシピ:『芋粥のレシピ 黄金色のさつまいもの絶品粥』

見た目だけではなくて、お味にも変化が!

黒米を入れることによって、小豆系の甘い香りがふわり。コクもアップ!

黒米さつまいも粥の写真

黒米だけだとクセツヨなんですけど、少量だとほんとにいい風味を出してくれるんですよねえ。(人間でもそういう人いますよね!たま〜に会うくらいがちょうどいい人。程度って大事。笑)

さつまいもに限らず、いろんな食材に合わせてみたいな〜!かぼちゃ、栗、豆……どれも黒米と合うだろうな!◎

黒米さつまいも粥の俯瞰アップ写真

ほくほく系の食べ物が身体に馴染むようになって、秋を感じる今日このごろ。

胃腸のケアや貧血予防、気力体力アップが期待できるという黒米。程よく上手に取り入れて、おいしく元気に過ごしたいな〜と思ったのでした。

と〜ってもおいしかったです!ごちそうさまでした。

ふつうのごはんに黒米を入れるときも、わたしは1合に小さじ1〜2くらいにしています。カフェごはんっぽくしたいときや、カレーのときとか、おいしいんですよねえ♡

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また、胃腸を丈夫にし、体力や気力の低下を改善したり、血行をよくする効果があるといわれています。元気が出ない人、貧血気味の人などにおすすめの食品です。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.85「黒米」より

胃腸を丈夫にする作用があるさつまいも。(中略)ビタミンCが豊富で、美肌づくりや風邪予防にも効果があります。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.153「さつまいも」より

米の品種:ゆめぴりか
塩:海の精

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。