【レシピ】ねぎ粥(長ネギのおかゆ)【お粥研究家の粥日記2024/01/22】

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風邪の気配を感じたら……ねぎ!ねぎ!ねぎ!ねぎ!ねぎでございます!!!(選挙活動風)

長ねぎは、ほんとうにパワフルです。ねぎの白いところには「葱白そうはく」という生薬名があるそうですから、もはや食べる薬と言っても過言ではない!

たっぷり1本分の刻みネギ、お米、ごま油をコトコト。塩だけで味付けをしてシンプルに仕上げて。にんにく味噌を乗せたら、よし、完璧!

指先まで、じわ〜ん、じわ〜ん。お風呂に入ったレベルで温まりました。

ねぎ粥(長ネギのおかゆ)のレシピ

おすすめシーン:風邪の気配を感じたら、冷えが強いとき
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米   1/2合(約75g)
  • 長ネギ  1本
    (白いところ)
  • ごま油  小さじ1/2
  • 水    750ml
  • 塩    小さじ1/3〜

トッピングに

  • ネギ
  • にんにく味噌 など
にんにく味噌は味噌・砂糖・おろしにんにくを混ぜたら完成。配分は目分量です。鰹節や白ごま、七味唐辛子などを入れても◎

つくり方

STEP
下ごしらえ

長ネギをみじん切りにする。米を研ぐ。

STEP
ごま油を絡める

厚手の鍋に研いだ米、刻んだネギを入れ、ごま油小さじ1/2を絡める。

STEP
鍋の温度を上げる

水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

STEP
コトコト煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

鍋に箸をかけて煮込んでいる写真
鍋に箸をかませることで吹きこぼれにくくなります◎
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成!

にんにく味噌をつくるときは「きび糖」や「てんさい糖」など茶色いお砂糖がおすすめです◎
コクがでて、にんにくの辛味が映えるんですよねえ〜……!

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発汗作用があり、体を温めて気や血の巡りをよくするねぎは、風邪の初期症状や冷え性の改善に有効で、昔から漢方の生薬としてもよく用いれてきました。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.141「ねぎ」より

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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。