火の通った玉ねぎの甘みが、やさし〜い……！やわらかなとろみが、おいし〜い……！
色味がすこし緑がかるのも、す・て・き。
玉ねぎ・米・塩・水のみの超シンプルなおかゆさんをつくりました。
シャキシャキのパプリカ、キリッと黒胡椒をのせて。オトナな感じでいただきました！
たまねぎ粥のレシピ
おすすめシーン：温活、胃腸の養生、癒されたいとき
調理時間：50分
材料（お茶碗２杯分）
- 生米 1/2合(約75g)
- 水 750ml
- 玉ねぎ 1/8個(約30g)
- 塩 小さじ1/3〜
トッピングに
- パプリカ
- 黒胡椒 など
つくり方
玉ねぎ1/8個の皮を剥き、細かく刻む。
厚手の鍋に研いだ米、刻んだ玉ねぎ、水750mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。
器に盛りつけたら完成！
いただきます！気になるお味は？
あら！う〜〜〜っすら、黄色のような、緑のような。きれいなお色のおかゆが完成です！
火の通った玉ねぎの香りは甘いですねえ。癒し。
フレッシュなシャキシャキ食感のパプリカ、それから、キリッと風味を締めてくれる黒胡椒をトッピング。
玉ねぎのおかげでお粥全体の甘みが増して、しかもとろとろ。
だから、シャキシャキ食感とか、キリッとした香りが、アクセントとして合うのでしょうね〜……！
いや、そもそも万能野菜玉ねぎ様ですから、あらゆる食材と合いますよね。
野菜類はもちろん、動物性の食材も。チーズ、ベーコン、生ハム、鮭フレーク、サラダチキン……ほんとなんでも合わせやすそう。
いつものおかゆよりちょっと甘みが欲しいとき、玉ねぎのちょい足しの技、アリアリ！◎
なんだか急に寒い朝、玉ねぎパワーでぽかぽかになれました。
ふー、温まった。
と〜ってもおいしかったです！ごちそうさまでした。
途中で生こしょうの塩漬けを乗せたらこれまた美味でした！♡
たまねぎには気や血を巡らせ、体を温まる作用があり、生のときは辛く、加熱すると甘くなるのが特徴です。（中略）胃の働きを高めるので、消化促進や胃もたれの改善にもいいでしょう。
『増補新版 薬膳・漢方 食材＆食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.142「たまねぎ」より
