超わたし好みのお粥に出会っちゃいました。本日の主役はこちら、明日葉さんです！
八丈島の特産として有名な明日葉。今日、葉を摘んでも明日には葉がでてくるから、明日葉という名前なのだとか。生命力旺盛なパワフルな子なんですねえ〜！
たしかに、すごくすごく力強い香りとお味。そうですねえ、例えるならせりっぽい香りと、よもぎのようなほろ苦さ？うん、かなりオトナなお粥です。
ときどき、草を食むような青々しさがおいしく感じたりするんですよね。なんとなく身体がもやもやしていた今日の身体にビンゴなおいしさでした◎
明日葉粥のレシピ
おすすめシーン：元気が欲しい日、風邪予防、身体のモヤモヤがある日
調理時間：50分
材料（お茶碗２杯分）
- 生米 1/2合
- 水 700ml
- 明日葉 １枝
- 塩 小さじ1/2〜
トッピングに
- 茹でた明日葉
- 白ごま
つくり方
鍋によく研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で20分煮込む。
煮込んでいる間に明日葉を細かく刻んでおく。
20分煮込んでお米がやわらかくなったら、刻んだ明日葉を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに10分煮込む。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成！
いただきます！気になるお味は？
おお〜、せりのような、山菜のような青い香りがドドドドド〜！
なるほど、明日葉のほろ苦さがお米の甘みがひきたててくれるのですね。
んん〜！これはオトナなお味。あ〜……おいし〜い……！
鰹節や塩昆布もよく合いそう。あとは、ごま油とか。
よもぎのような雰囲気もあるから、きな粉や黒蜜をかけて草餅っぽく食べてもおいしいのかも◎
なんとなく気だるさがある日はこういう青っぽさを身体が求めがち。
今日の身体にビンゴ！す〜〜〜っごくおいしかったです。ごちそうさまでした！
生命力旺盛でずば抜けた抗酸化力
『NHK出版 からだのための食材大全』池上 文雄 (監修)、2018年、NHK出版 P.66「あしたば」より
（中略）色濃い葉にはβ-カロテンがたっぷり含まれていて、その量は緑黄色野菜でもトップクラスです。抗酸化作用があるビタミンCとEも揃って多く、それらの相乗効果が期待できます。
