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【レシピ】銀杏粥【お粥研究家の粥日記2022/10/13】

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宝石コロコロ!銀杏ぎんなんがコロコロ入った秋らしさ満点のお粥をつくりました。

もっちりとした食感の銀杏はまるで宝石のよう。

銀杏の風味がほんのりとお粥にうつって、それはそれはしあわせなひとときでした。

銀杏粥のレシピ

銀杏粥の画像

おすすめシーン:のどのケア、肺のケア、免疫アップ
銀杏の下ごしらえ:30分〜
調理時間:50分

材料(お茶碗2杯分)

  • 生米  1/2合
  • 水   700ml
  • 銀杏  10個〜15個程度
  • 塩   小さじ1/3

銀杏の下ごしらえ

いろんなやり方がありますが、わたしがいつもやっている方法を参考までに。

STEP
銀杏の殻を割る

ペットボトルのキャップに銀杏を置く。固いマグカップでコツンと叩いて割れ目を入れる。殻を取って薄皮の状態にする。

銀杏をマグカップで割っている画像
STEP
銀杏を水に浸す

薄皮の状態になった銀杏をたっぷりの水に浸す。
(30分くらいでも良いそう。前の晩にやっておくとラク◎)

STEP
銀杏の薄皮をむく

指でこするようにして薄皮をむく。

<ポイント>
銀杏をペットボトルのキャップに置くことで、潰し過ぎを防止&指を叩いてしまうのを防ぐことができます。

つくり方

STEP
具材を入れる

厚手の鍋によく研いだ米、薄皮をむいた銀杏、水700mlを入れる。

STEP
鍋の温度を上げる

具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。

銀杏粥を煮込んでいる画像
STEP
弱〜中火で煮込む

鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で30分煮込む。

弱火で煮込んでいる画像
STEP
味つけ&蒸らし

さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5〜10分蒸らす。器に盛りつけたら完成!

きのうの夜にせっせせっせと殻をむいて。

「あすの朝は銀杏粥〜!」とわくわくで床につきました。

たのしみにしていたからおいしさもひとしお。むちっ、ねちょっとした銀杏の食感、ごほうび感満点です!

銀杏粥の上からの画像

銀杏といえば……

小さいころ「銀杏は食べ過ぎちゃダメだからね!」と大人が言うのを、ただの意地悪だと思っていました。笑

でもほんとうに、銀杏は食べ過ぎ厳禁。(とくに小さな子は要注意!)

一度に大量に食べると、おう吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こすこともある、のだとか。

ていねいに味わいたくなる「お粥」は、銀杏をたのしむのにぴったりなお料理なのかもしれませんね◎

あ〜、銀杏粥……おいしかったなあ、また食べたいなあ。

ごちそうさまでした!

ぎんなんはいちょうの実で、肺の働きを助けるといわれています。(中略)近年の研究では、ぎんなんとイチョウの葉に免疫機能を調節する働きがあるとも報告されています。

『増補新版 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.202「ぎんなん」より

2024年秋の銀杏粥

今年の銀杏のおかゆは水を750mlにして、とろとろに仕上げました。

お供には「塩昆布」。

シンプルさを邪魔せず、よい感じ。

ああ、やっぱり銀杏粥、好きだなあ。むっちりもっちり、と〜ってもおいしかったです。

https://twitter.com/kayu_szk/status/1849233262440563112
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運営者情報

鈴木かゆのアバター 鈴木かゆ お粥研究家

お粥研究家。24時間おかゆのことを考えている人。「食事でじぶんを整える」をテーマに、毎朝の自分の体調に合わせたおかゆを作っている。お粥を作るのも食べるのも見るのも大好き。