葉先までシャン！と元気な小松菜に出会ったので、お粥さんにしてみました！
小松菜って、ほんとうに優秀食材。
アクが少ないからえぐみも出ず、茎のシャクシャクの歯触りも、葉の馴染む感じも、完璧にお粥向き！さっと火を入れる程度がおいしいので、ごはんからつくるお粥の具としてもぴったりです。（しかも年間を通してお安くて、ありがたーーーい！）
七草粥よりずっと素朴な小松菜の一草粥。シンプルなお味と対照的な「こってり旨い系」と合わせるのもおすすめ。ネギ味噌や肉味噌など、味噌系のごはんのお供や、海苔の佃煮などもおすすめです◎
小松菜粥のレシピ
おすすめシーン：腸活、気持ちを落ち着けたい朝、さっぱりしたいとき
調理時間：50分
材料（お茶碗２杯分）
- 生米 1/2合
- 水 700ml
- 小松菜 小１株
- 塩 小さじ1/2
トッピングに
- 山椒
ご一緒に
- あん肝
- 昆布の佃煮
つくり方
厚手の鍋によく研いだ米、水700mlを入れる。具材のかたよりがないように鍋底をならして、中〜強火にかける。
鍋の中がぽこぽこと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、ふつふつと波打つ程度の弱〜中火で25分煮込む。
1cm幅に切った小松菜を鍋に入れる。先ほどと同様にフタをしてさらに5分煮込む。
小松菜はキッチンバサミでカットすると、とってもラクです。
さっとアクをすくいとり、塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分ほど放置して蒸らす。器に盛りつけたら完成！
いただきます！気になるお味は？
白ごまをパラリと乗せようかな、塩昆布を乗せようかな……と悩んで、今朝は大人っぽく山椒をパッパっと。
もちろん、小松菜粥だけでもじゅうぶんおいしいのですが、なんとなく元気のブーストをかけたい月曜日。
こざっぱりにまとめた小松菜粥にあん肝の酒蒸し、昆布の佃煮を添えてゴージャスに！
小松菜粥の飾らないナチュラルなおいしさと、凝った旨味が合いますねえ〜……！◎
よし、よし。
「おいしい」を上手に取り入れて、ごきげんを操って、今週もがんばるぞ〜！
と〜ってもおいしかったです！ごちそうさまでした。
陰を養い、腸を潤す作用があるこまつな。優れた解毒効果もあります。豊富な栄養素を含みますが、とくにカルシウムが多く、骨粗しょう症の予防やイライラを改善する効果があります。
『増補新版 薬膳・漢方 食材＆食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子、2018年、西東社 P.121「こまつな」より
引き続きブーム中の食材「山椒」！可能性探求中。
