1月7日は七草粥の日!
都市に住みながらも生き生きとした七草に触れられること、文化を守ってくださっている七草農家さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがたいですね……!
さて、七草粥の作り方は、ざっくりと「白粥に茹でて刻んだ七草を混ぜ込む」。
おかゆに七草を混ぜ込むだけですので、下ごしらえさえ済ませてしまえば、レトルトのお粥でも、ごはんからつくるお粥でも七草粥をつくることができます!
ゆでほうれん草のような感じで、流行りの「七草パスタ」や「七草味噌汁」などへの展開もできちゃいます!
今の時期だけ手に入る、新鮮な七草を堪能しましょう!
この記事では、お粥研究家 鈴木かゆが茹でる代わりにレンジでできる七草の下ごしらえの方法をご紹介します!
七草のレンジでの下ごしらえ
調理時間:10分
結論からお伝えすると、一般的なサイズの七草パックの場合、3mmほどの薄切りにした大根とかぶは600wで1分、葉物の七草は600wで30秒の加熱が目安です!様子を見ながら加熱をしてくださいね。
濡れたキッチンペーパーで包んでからラップで包むのがコツ!
材料
- 七草 1パック
- 塩 適量
道具
- まな板、包丁
- キッチンペーパー
- ラップ(または袋)
- ざる、ボウル
- レンジ
- トング ※火傷防止
手順
大根とかぶを薄切りにする。塩を少々まぶしラップにくるむ。様子をみながら600wで1分ほど加熱する。
葉物を水ですすぎ、パラパラと塩をまぶす。濡らしたキッチンペーパーでくるんでからラップで包む。様子をみながら600wで30秒ほど加熱する。
水分をぎゅっとしぼり、葉物の七草を細かく刻む。
写真付きの詳しい作り方
写真とともに詳しい手順をご紹介します。
①大根とかぶ:薄切りにしてレンジで加熱
大根(すずしろ)とかぶ(すずな)を薄切りにします。
七草パックの大根とかぶはみずみずしく、皮が非常に薄いため皮をむく必要はありません。3〜5mmくらいを目安に。
塩を少々まぶし、袋に入れます(またはラップで包みます)。様子をみながら600wで1分ほど加熱します。
透き通った見た目になればOK。
グラムで計算する場合、100gあたり600wで2分の加熱が目安です。25gであれば30秒、50gであれば1分、75gであれば1分30秒です。
②葉物:ラップで包んでレンジで加熱
葉物を水ですすぎ、パラパラと塩をまぶします。濡らしたキッチンペーパーでくるんでからラップで包みます。様子をみながら600wで30秒ほど加熱します。
グラムで計算する場合、100gあたり600wで1分の加熱が目安です。
ぷしゅ〜っと膨らみ、しなっとした見た目になればOK。
あつあつなので、トングなどで取り出して。水にさらしながら包みを開くと火傷防止になります。
③葉物:細かく刻む
ぎゅっと水をしぼって、細かく刻みます。
根っこはお好みですが、わたしはワイルドな風味も好きなのでそのまま刻んじゃいます。
これで下ごしらえは完了です!
下ごしらえができたら
おかゆに混ぜ込めば七草粥の完成!1パックだと1〜2合分になります。
七草をレンジで加熱するときに塩を加えて大正解。鮮やかな緑に仕上がります!
フリーズドライの七草であれば一年中たのしむこともできますが、やっぱりフレッシュな七草の香り高さは格別です。
ラップに包んで冷蔵・冷凍保存も◎
同様の下ごしらえで、流行りの「七草パスタ」や「七草味噌汁」などへの展開もできます。
七草セットが手に入るのは、1年のうちでたった数日。この時期ならではのおいしさをたっぷりたのしめますように!
お粥研究家の鈴木かゆでした!
※今回ご紹介した方法は、市販の「七草パック」の下ごしらえです。
野草の七草の場合は調理方法が異なりますのでご注意ください。